夏になると、うちの店に来てくれる若いオニーチャンたちも暑いもんで、当然、袖なしの
Tシャツや、タンクトップを着てくるわけですが・・・。

多いですよね、「タトゥー」。
そと、ぅーじゃないですよTATTOOね、タトゥー。(がい、ぅーでもない・・・もうええっちゅう
ねん・・・。)
いつからか、洋柄のんを「タトゥー」と呼んで伝統的な和柄のんを「入墨」と区別して呼ぶ
ようになってから、若い人中心に抵抗がなくなったように思います。

うちのかみさんはそういうヤツなので、(どういうやっちゃねん?!)
感じたままをすぐ口に出すんですよね。ほんだから、そんなオニーチャンが来ると、
「あ、それ、何の絵描いとん?かっこええなぁ」と素直に感心できる。
一方ワシはこういうヤツなもんで(どういうやっちゃねん!ちゅうねん!)
見なかったことにしてしまう。・・・目が泳ぐ・・・・挙動不審なオヤジ・・・。
・・・ということになってしまうんですよね・・・。

われわれの世代はまだまだ、拒否反応起こしてしまう人が多いですよね。
けど、女の子なんかでも最近はけっこう、これ見よがしやもんね。ほんま、わしら、目の
やり場に困る。本人らは気に入ってる訳やから、見て欲しいんやろけどなぁ。
ワシもうちの相方みたいに天真爛漫になれたらええんやけど、キャラも違うしねぇ。
芸能人とか、有名なスポーツ選手とかがやってるのがテレビにバンバン映るもんねぇ。
かっこええと思ってしまうわなぁ。
アートとして見られたらええもんなんやろけど・・・やっぱりちょっとヒイてしまうのであります。


かっこいい龍を若い時に入れたというちょっとヤンチャ系のお客さん。
「最近、肥えてしもてなぁ、龍入れたはずやのに、なんか顔のとこがヨークシャーテリヤ
みたいになってしもてよ・・・」と笑かしてくれました。
けど「見せてよ」とは、よう言わんかったワタクシでありました。

ひとりごと 5ページ目

ひとりごと28ページ目

仕事がら、年がら年中、自宅周辺に縛り付けられたような、ほぼ、軟禁状態に置かれ
ているので、どこか、どこでもいいから広いところや遠いところというもんに憧れ続けて
います。

毎月、10日、10日に迫ってくる支払日の恐怖から、休みも今のとこ、月1回しか、取れ
てません。単に小心なだけなんでしょうけどね。
ちっちゃい頃から乗り物大好きで、自分の前から後へと過ぎ去って行く景色を眺めて
いると、時間が経つのを忘れるほどでした。

5歳か6歳の頃だったと思うけど、その頃うちの父親が米屋に勤めてて、配達用に
マツダのB360のトラックに乗ってた。ある日、「ドライブに連れてったる。」と言って
3つ上の兄とぼくを乗せて(今思うと助手席に二人座ったんやろなぁ。)そこら辺を
グルッと一回りしてくれた。その時の興奮が原体験だと思います。その後もたまーに
仕事のついでとかにライトバンに乗せてくれたけど、帰り道、家に近づくといつも「この
ままずーっと走っていて欲しい」と思ってた。

自転車に乗れるようになってからもやっぱり、「いつまでも乗っていたい」癖は変わら
ず、電車に乗らずに次の駅まで行ける感覚が面白くて垂水から、はじめは須磨、舞子
だったのが、三宮、加古川まで行ったりするようになった。それもたいていは単独行
だったから、ちょっとヤバいガキですよね。

憧れ続けてようやくクルマに乗れるようになってからは、ますますその放浪癖に磨き
がかかったのは言うまでもありませんよね。
そうやって、「旅すること」と言うか「移動し続けること」を求める自分ができあがって
いったようです。


ハナシは飛躍しますが、永遠の過去から永遠の未来へ続く自分の本質(魂みたいな
もの)を信じるようになった今のぼくにとって、今回の一生も永遠の旅の途中なんだなと
理解するようになりました。
若い頃ユースホステルに長期連泊したみたいに、今の家だって、随分長い間、連泊し
てるよなぁ・・・と感じることができるようになりました。
ぼくの周りで一緒に旅を続けてくれる魂の仲間たちと一生懸命、成長していかねばな
らないんですよね。・・・けど、現実にはなかなか、優しくなれない自分、正しくなれない
自分がここで日々、生活しています。
自分の肉体という乗り物から周りの移り行く景色を眺めながら・・・

主な登場人物(?)たち

ひとりごとその9

たとえばスーパーのレジ、レストランでの清算時、新聞屋さんが集金に来た時、宅配便の
受け取りの時、みなさん、「ありがとう」って言います?
幼い頃のの記憶。うちの母親が市場の魚屋さんで買い物して、相手が「おーきに!」って
言ったら、「ありがとう」言うてた。ぼくは「なんでありがと言うん?」と聞いた。
高校生の時、喫茶店でアルバイトしてて、いっつも紅茶を頼むお兄ちゃんが代金を払う時、
必ず「ありがと!」ってぼくに言ってくれた。不思議な感じがした。こっちは仕事やのに・・・
って。

気が付いたら知らない間にぼくもそういう場面では「ありがとう」が自然に出るように
なったんだけど、自分のこの癖は気に入ってる。
ま、よく使われる表現ですが、「潤滑油」やね。うちのレジでは、さぁどうやろ?「ありがとう」
言うてくれるんは3割か4割くらいかな。若い一見怖そうなイチゲンのお客さんに対応して
て、最後にレジで「ありがと!」って言われたらめちゃくちゃうれしいもんですわ。
反対にレジでお金をポイッと放り投げるように出す人、配達に事務所に行った時、こちら
のことは完全に無視、無言の人。悲しくなります。自分が客なんやから、ええんちゃうん
?・・・その通りです。そこまで商売人に気を遣う必要などありません。
でも、そういう場面に会った時いっつもぼくが思うのは、ま、今は客と店員の関係やけど、
おんなじ人間やん・・・て。

ほんの少しのふれあいやけど、大事に積み重ねていきたいですね。
一生に何回「ありがとう」言ったかで結構その人生の値打ち変わるかも・・・ですよ。

ひとりごと23ページ目

クルマ大好き

ひとりごと15ページ目

ひとりごと35ページ目

ひとりごと38ページ目

連休山陰ツーリング編コペン’10

ひとりごと18ページ目

ひとりごと 10ページ目

ひとりごと30ページ目

カネ、カネ

カネ、カネって言いながら生活して、何十年。一回も楽になった事ないわしみたいな人間も
珍しいんちゃうかな。とにかく、結婚してから・・・いやその前もお金にはずーっと困ってる。
商売やってたら資金繰り大変なんは普通かも知れんけど、うちはひどいわ。ほんのちょっ
と前まで、家にクーラーなし、14型のテレビを家族4人で囲み、クルマは15年モノ。
クーラーなしパワーウィンドーなし。そういえば海外旅行どころか、新婚旅行も行かん
かった。

借金、借金でなんとかやりくりするから、いーっつも返済に追われてる。ま、修行みたい
な人生ですわ。カネで幸せが買えるわけじゃないけれど、現実はお金がないと、病気も
できひん。ん?おかげでなんとか健康なんか?わし。もしお金に困らなくなったら、
きっと、他の悩みが持ち上がってくる予感がするけれど、一生に一回でええから、支払い
の心配せんでもええ時期を送ってみたいもんやわ。絶対人相もようなるで、ほんま。

これから急にこの状況が改善されるネタもないからたぶん、ずっと続くんやろなあ。
体に気ぃつけて頑張らんとしょがおまへんな。この歳になってくると、1番目の仕事は
体調を整えるっちゅう事になってしまいましたわ。ふぅー、カネ、カネ言わんと
暮らしたい・・・

ひとりごと 7ページ目

ひとりごと22ページ目

ひとりごと16ページ目

ひとりごと33ページ目

ひとりごと19ページ目

ひとりごと42ページ目

四国カルスト編バイク’09

ひとりごと40ページ目

伊豆、富士ツーリング編バイク’08

連休富士山ツーリング編コペン’08

ひとりごと34ページ目

ひとりごと14ページ目

ひとりごと 3ページ目

1958年生まれ
うお座
B型
神戸市垂水区出身
クルマ、バイク大好き

ひとりごと27ページ目

ひとりごと29ページ目

ひとりごと21ページ目

ひとりごと24ページ目

ひとりごと 6ページ目

ひとりごと 9ページ目

(クルマ年代記)

ちょっとお出かけしました!写真集


可愛い青コペンちゃんとの早朝デート
のひとコマ。 4時起きも苦にならんのよね、
こんな日だけは・・・。

ひとりバーベキュー
のススメ

ひとりごと 13ページ目

ひとりごと20ページ目

1年に1回しかツーリングに行けなく
なったけど、大事な相棒のヤマハレイドちゃん
オフロードバイク乗りって絶滅危惧種らしいです。

ひとりごと 8ページ目

ひとりごと31ページ目

ひとりごと17ページ目

ひとりごと 11ページ目

四国足摺岬編バイク’11

バイク大好きのページ

お客さんに声をかけるタイミングってほんま難しいな。自分が超恥ずかしがりなもんで、
相手もそうだったら、声かけてほしくないやろなぁと思うから割と長い時間声かけへん
ねんけど、なんせ、うちの店、ゴチャゴチャやから、難儀してはるんとちゃうかなぁって
心配になるし・・・。なんとなく、かまってほしいなぁってオーラ出してくれてる人は入って
いきやすいけど。拒否オーラ出されたままタイミング失って、帰られちゃうとほんま、落ち込む
もんね。逆にバッチリタイミングが合った時は快感なんやけど。ま、これって、接客業やってる
人には共通の悩みやと思うけど。

びっぐじん
店長のひとりごと

19、はたちの頃、沖縄のひとつ手前の島、与論島のユースホステルにはまってた。
ユースというと、堅苦しいイメージがあって、敬遠されがちですよね。ぼくもそうでした
から。

でも、ここのユースは全然ちがって、居心地よかったな。あくまで、地元名産の味見
という名目で、ミーティングの時、焼酎が出たりしてた。一杯で味の分からん人は
二杯、三杯どうぞ、いうてた。あのころ、全国にあった「きち○いユース」と呼ばれてた
ユースの中のひとつやったらしい。個性的で、魅力的な人間がいっぱい集まって来
とったわ。一回行くと、一ヶ月とか二ヶ月とか連泊してね。5回くらい行った。それで、
ユースというもんに慣れたもんで、能登半島から東北、北海道、とユースホステルや
民宿に泊まって40日くらいかけて、ひとり旅したことがありました。

能登、曽々木海岸のユースが一泊目でね、まだ、気合が入っとったもんやから、歩い
て、能登半島一周や!とか思て、海岸沿いを北へ向かって歩き始めたものの・・・。
半日ほど歩いたところで、リュックの重さとあまりの単調さに耐えかね、あえなくギブ
アップ、ふと見つけた、バス停で大休止した。ちゃんと壁と天井のある2坪ほどの空間
でね、そこいらじゅう一面に旅のツワモノたちの落書きが書かれてた。

バスが来るまで2,3時間あったから、それを隅から隅まで読んで暇つぶししてね。
こりゃワシもなんか書いとかんとあかんがな・・・と「与論ユースのメンバー元気か?」
とかこれから、北海道まわってくるぜ!みたいなこと書いたんですわ。(ほめられた
こっちゃないですが、ま、若気のいたりということで、ご容赦を・・・。)



ハナシは約30年飛んで、去年の連休ですわ。無理して買った軽のオープンカーがうれ
しくて、初めて選んだツーリング先が能登半島。題して、「オープンカーで行く、初夏の
能登半島、青春の足跡と絶景を巡るひとり旅」。曽々木海岸からあの頃たぶん、通っ
たはずの海岸線をずっとドライブした。えらく遠い道のりで、こりゃ、違うな、道を間違え
たと思い始めた頃に記憶の片隅に残ってたバス停を発見!。距離計見たらなんと
23kmも離れてる。

すごいやん!あの頃のワシ!頑張ったやん若僧!・・・でバス停の中に入ってみて、
こりゃまた、ビックリ。あの時の落書きが29年の時を経てまだしっかり残ってた。ほか
の落書きたちもそのまま残ってた。胸の中が甘酸っぱいもんで一杯になった。

19の頃の自分に再会したという不思議な感覚でした。で、落書きが残ってたことも不
思議やったけど、もうひとつ、不思議なことはその頃以降に落書きが書き足された
形跡がなかったこと。あれ以降そういう公共の場に落書きするような不埒なヤツはお
らんようになったんやろか・・・。また何年か経ったら再訪してみたいと思っています。

青春は誰でも知ってるけど、朱夏というコトバは知りませんでした。
辞書をひくと、ひとこと、「夏の別称」と冷たく書かれているだけなのですが、なぜか、
心にひっかかりました。青春、朱夏、白秋、玄冬となるそうです。

ぼくらの歳になると、(S33生)もうすでにさすがに青春とは言い難く、かといって老いぼ
れてしまったわけでもない。仕事ではいつの間にかベテランに近くなってくるし、社会的
にも中堅になり、責任が大きくなってくる。青い春は遠くに過ぎ去り、オレンジ色に輝く夏
の真っ只中・・・。で、たまーに白秋くんの足音がコツコツと聞こえて来る・・・という状況
ですね。
残り少なくなった朱い夏をしっかり楽しもっと。因みに玄冬の玄という字は黒いって意味
なんですね。これも知らなかった。玄米は原米じゃなく、黒い米ってことだったわけで・・・
。  
そうか、それで白米っていうんかと・・・ひとつ賢くなったぞ。

連休信州ツーリング編コペン’07

朱夏というコトバ

日々の雑感を勝手に書いていこうかな・・・と

ひとりごとその7

レジで「ありがとう」
って言います?

お仕事の相棒はホンダのXR100モタードちゃん
可愛いやっちゃねん。コイツ

ちっちゃい頃からクルマが大好きで小学校5年生の時には、ほとんどの国産車、
名前言えた。新聞に新車の広告がでると、一生懸命スクラップもしたもんやわ。
ファミリアロータリークーペのインパネに憧れてそれから、わりとマツダ車のファン
かな。ま、スポーツタイプだったら、なんでも興味あったんやけどね。

けど、現実は厳しいっすよね。実際に乗り継いだクルマは実用車やワンボックス
ばっかり。仕事、子育て、車庫の事情、みんな、いろいろあって、我慢せんとあかん
のやもんね。でも、この歳になって、ようやく、購入資金以外の問題がクリアされちゃった
ものだから、やっぱり辛抱できんようになってしもた。ヨメの罵詈雑言、非難の集中砲火
に耐え、無視に耐え、男の5年ローン!でコペン買っちゃいました。

これが、思った以上に自分に合ってたようで、めちゃくちゃ、楽しい。バイクも大好きで
よく乗るんだけど、感覚がほんと、よく似てる。ちっちゃい所もお気に入りです。
オープンカーは屋根開けて走ってなんぼ、ツーリングに使ってなんぼやと思います。

天気がいいのに屋根閉じてたり、街乗りばっかに使ったり、チューニングにお金かけすぎて、
旅に出れないとか言うのはほんと、もったいないと思います。迷ってらっしゃるそこの
アナタ!無理すりゃなんとかなりますよ。オープンカー買っちゃいましょ!
1年経った今ではヨメの攻撃もあきらめに次第に変化し、横に乗っていろいろ一緒に
行くようになってきたし、ま、めでたし、めでたしでしょ。

作業服を買いに
来られるご夫婦
について。

ひとりごとその10

常連の植木屋さん(45歳くらい)と雑談してたら、「今日はひとりバーベキューやねん」
言うから「えー何それ?」と教えてもらってね、これがけっこう面白い「遊び」なのですよ。
用意するものはまず、七輪、少々の炭、着火材、網、晴れの天気と丁度良い気温、それ
に庭があれば最高やけど、ベランダでも十分。

子供や仲間大勢とワイワイやるバーベキューは量で勝負!みたいなとこもあるから、
素材にあまりこだわれないけど、この場合は材料にちょっとだけこだわって、プチ贅沢な
食材を用意します。歳いってくると、量はそんなに食べられへんもんね。
食べ始める1時間前には炭をおこして、火力を安定させとくのを忘れると、黒こげの骨付
きカルビ、又は上ミノを食うハメになるので要注意。

七輪は一番下の部分に空気の取り入れ口があるので、そこを開け閉めして微妙な火力
を調整してね。
大勢でやる時は、味とかもじっくり味わう暇がない感じになりがちですが、この場合はこ
の肉がどうの、この干物がどうの、酒はどうの、とウンチクたれながら、いただきましょう。
焼いて食べられるもんはなんでも焼いちゃいましょう。うちはアルミホイルに包んだ
トマト焼きがけっこうお気に入りです。

うちの場合は夫婦ふたりでやることが多いんで「ひとりバーベキュー」ではなくて「ベランダ
バーベキュー」なのですが、たまに子供たちが帰ってきてて4,5人でやっても、けっこう
楽しめます。お正月にやった時はちょっと寒かったけど、なんせガラス戸1枚向こうは
我が家なんで、ストーブ持ってきたり、毛布引っ張り出したり、と超お手軽です。

それやったら、ホットプレート使って部屋の中でやりゃいいじゃん・・・とつっこんだそこの
あなた、チッ、チッ、チッ、「遊び」と言うもんが分かってらっしゃらない。
関東で言うところの「粋」、関西で言うところの「なんかええんちゃうん?」のココロを
理解できるシブイ「大人」になりましょね。

店長のプロフィール

ひとりごと 2ページ目

与論島ユースホステル
経由ひとり旅

ひとりごとその8

「旅する」ということ

ひとりごと 4ページ目

ひとりごと26ページ目

ひとりごと25ページ目

ひとりごと39ページ目

y.jimbow@banban.ne.jp

ひとりごとその1

店長のひとりごと
つづきはこちら

ひとりごとその12

ひとりごと37ページ目

ひとりごとその2

「めし食う客来る」、又は「茶する客来る」の法則について。
なんでやろ?これも食事時間なんか別枠で取れない職業の人に共通の悩みかと思うけど。
めしの前30分、後の30分だぁ〜れもお客さん来ないのに、めし食ってるほんの、5分とか
10分とかに忙しくなる確率がどう考えても、有意に高いのであります。これはけっこうつらい
のよ。ま、変に食い意地がはってるからなんやけどね。だから昼食のメニューはなるべく
冷めても大丈夫なもんとか温め直しのきくもんになりますよね。ゆっくり、ラーメン食ってみた
い・・・。

ひとりごとその3

ひとりごとその5

ひとりごと36ページ目

いつ声かける?

うちの店、土、日はわりとご夫婦で来店されるお客さんが多いんやけど、ウォッチング
してると、パターンがふたつに分かれるように思います。ま、ご主人のものを買いに来てる
ことがほとんどな訳ですが、仕事で使う服はどうせ、汚れるし、いいものは買わせない、
余分なものは我慢させる、というタイプの奥さんと、ご主人が欲しいというものは気前良く
買ってあげる奥さん。どの夫婦も共通してるのは財布は奥さんが握ってるって事なんですが。

作業服を買うっていう事はうちらで言うところの仕入れ、必要経費にあたる訳ですから、
なるべく低く抑えたい気持ちはよーくわかります。でもね、オトーサンはそれ着て、みんなの
いる職場という戦場にでかける訳ですよね。現場、職場での作業服って、ほんと、その人の
看板みたいなもんですもんね。
作業服の着こなしひとつで、新米かベテランか、デキル人か
イマイチなヤツか判断されてしまう事もよくあるみたいです。一生懸命稼いで来てくれる、
オトーサンのために必要最低限の投資はしかたないんじゃないかという考え方もアリなの
では?もちろん、塗装業、コーキングを使う仕事、その他汚れるのが商売っていう仕事も
いっぱいあって、当店もそういう方々のご要望にもできる限りお応えできるよう、がんばっ
ています。上のふたつのタイプの奥さん、どっちのオトーサンが結局仕事がやり易く、儲け
てきてくれそうかはすぐにわかりますよね。ま、オトーサンのタイプにもよるでって言う意見
も当然ありますが・・・

ひとりごとその6

信州ツーリング編バイク’07

「めし食う客来る」

タトゥーってどうよ?

夏の甲子園の地方大会が始まりましたね。
もう成人した、うちのふたりの息子たちも中学、高校と6年間、野球部におったんです。
3つ違いで、それ以前に地域のソフトボールも行ってたから結局わしら10年ぐらい球児
の親をやってたわけですわ。
ま、大変なんは、ユニホームの洗濯、弁当作り、水筒の準備に明け暮れる母親の方な
んやけどね。

ソフトボール時代は、たまに観に行っても活躍してくれて、けっこうおもしろかった。なん
ちゅうても可愛いしね。でも、中学、高校時代は厳しいですもんね、とうとうふたりとも1
度もレギュラーにはなれんかったなぁ。チームの秘密兵器として、ベンチに控える事が
多かった。もともと、どーんクサイ上にキャッチボールとか始める年齢が遅かったもんなぁ。

92年に亀山、新庄の大活躍で、阪神が優勝争いを久しぶりにした年にワタクシが初め
て一生懸命テレビなんか見たもんやから、その影響で野球に興味を持ったんやけど、
お兄ちゃんはもう、5年生、弟くんは2年生やったもんなぁ。(言い訳?)
そうか、阪神がもうちょい前から強かったら、うちの子の野球人生も、もうちょっと輝かし
いもんになっとったっちゅう事か・・・・・・・・んな訳ないわ!

練習試合にはチラホラ出番があるものの、公式戦となると、やっぱりなかなかお呼びが
かかりません。たまーに観に行った時に代打なんかで登場したらわたしゃ超ドキドキ
やったですもんね。レギュラーで出てる子の親は毎回こんなしんどいドキドキを経験せな
あかんのかいな・・・と同情してしまったほどです。

お兄ちゃんの高三最後の試合、その日も二桁の背番号つけて、1塁のランナーコーチ
ボックスに立ち続けてた。ほとんど試合の結果が決まりかけた9回最後の攻撃も2アウト
ランナーなし。なんと代打に「じんぼくん」が場内アナウンスで告げられた。またまた、始
まる親の超ドキドキ。たぶん、本人以上。

緊張の中、相手投手の第一球。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なんとワンバウンドして息子の
足にデッドボール!。あっちゃぁー・・・(ピッチャー、なにビビっとんねん?)
1回もバットを振る事なく終わった最後の試合やったけど、あとで聞いたら、やっぱりあそ
こは「アウトにならんかった」という事が嬉しかったらしい。・・・そういうもんなんか・・・と
納得したり、ほっとしたり、ちょっと残念やったり・・・。


弟くんの方の最後の試合は仕事で観に行けんかったけど、なんと地元のケーブルTVが
生中継したので(野球っちゅうスポーツは恵まれとるね)店でお客さんの相手をしながら
チラチラとテレビ観戦。   こいつもやはり、二桁背番号つけて、ランナーコーチに立ち
続けてる。兄弟仲良くおんなじ仕事任されとる。
こいつはどういう訳かランナーサードというけっこうなチャンスで代打に使うてもろた。

たしか初球(またかいっ!ええ場面ひっぱるっちゅうことのできん子らやな。)
おもいきり振った打球はなんと、どん詰まりのサードゴロ。万事休す・・・の場面で相手
の三塁手がなにをあせったかホームに悪送球して、バッターはホイホイと三塁まで進ん
でしもた。もちろん記録はエラーやけど、形の上ではタイムリー三塁打!アナウンサー
が「じんぼくんはラッキーボーイ、ラッキーボーイ」いうて何回言うたやろ。ラッキーも実力
のうちじゃいっ!・・・・い、いや実力はぼてぼてのサードゴロ・・・・


・・・ということでチームの秘密兵器は二人とも、とうとう最後まで秘密にされたまま、
野球少年を卒業したのでありました。

ふたりともこの時期を思い出す時、きっと苦ーいもんがこみ上げて来るんやろけど、・・・
こんな経験、大人になってからでは、なんぼお金出しても絶対できひんからね。
最後までやり抜いたっちゅう事実が「宝物」・・・やで。
野球部で苦労した時代を「ええ思い出」にできた頃、こいつらもちょっとオトナになるんや
ろなーとオトンは思っておりますねん。

テレビで高校野球やってたら是非、二桁の背番号をつけた選手たちにも注目して、応援
してやってくださいね。

アホのこうめ

ひとりごとその4

MAIL

ひとりごと 12ページ目

ひとりごと32ページ目

広島、呉、多島海ツーリング ’10

ひとりごと41ページ目

背番号二桁選手の夏

ひとりごとその11