帰りは昼間の瀬戸大橋。何回走っても絶景。

四国カルスト’09夏

今年も様々な事情をうっちゃってなんとか1日だけの夏休みをヒネリ出せたので、以前から是非行って
みたかった四国、高知県の足摺岬へ0泊2日で行くことにしました。

8月12日、午後9時半ごろに家を出発。山陽道、加古川北ICから西へとひた走る。
その日は普通に仕事してたので、いつもならそろそろ寝る時間。
いきなり、「お疲れモード」全開で、サービスエリア、パーキングエリアごとに各駅停車状態ですわ。

こんなんで今回の長旅、大丈夫なんかいな?と不安になります。


それでもなんとか、瀬戸大橋を渡り、高知道へ。(この時点でかなり飽きてます)
しんどい、しんどい、と思いながらようやく観音寺あたりの豊浜SAに居心地のよさそうなベンチを発見
し、しばし仮眠(ほとんど不審者状態)。30分は寝れたかな?なぜかこういうときはあんまり寝れんの
ですよ。

それでもだいぶ回復してヤル気十分で、川之江東JCから高知道のハイライト、というか、ちょっとウンザリ
のトンネル22連続地帯へ突入です。

昔、子供ら連れて車中泊キャンプに来た頃はここが対面通行でしてね、走りにくかったイメージがあった
のですが、今は高知まで全線完全2車線化されてまして、大変走りやすくなってました。



南国SAでガソリン満タンにして次の土佐ICで降りる作戦やったのに、「まぁなんということでしょう、南国
にはガソリンスタンドないじゃん。マジかよ」ということで仕方なく土佐ICで降りてガソリンスタンド探しです
わ。まだ午前4時ですよ。
出る前にお友達から夜中に走るとガソリン探し旅になるで、と注意をうけたばっかしで、タンクいっぱい
はいるから「大丈夫、大丈夫」言うたとこでしてね。そのと〜〜りの状況になってしまいましたわ。


ま、それでもなんとかセルフスタンドを見つけて事なきを得まして、安心して一つ目の目的地、土佐市の
南にある横波黒潮ラインへGO!ですわ。

アウトライダー別冊日本の道100選という雑誌を見て行ってみたくなったこの道ですが、来て正解。
絶景も曲がり具合も一級品でしたよ。
おすすめです。(遠いわ!)



ようやく夜も明けまして例のごとくコンビニ(スリーエフっちゅうのん。)でサンドイッチを仕込んで見晴らしの
いい所で朝食。
行き交うお遍路さんも暑くなってきて大変そうです。


淡々と56号線を西へ走るのですが目指す足摺岬は遠かったぁ〜〜〜!
足摺半島の付け根までようやくたどり着いたのが8時半ゴロでしたか。道の駅みたいなところの裏手が
公園みたいになってまして、そこのベンチでダウン。1時間は寝たかな?


寝起きの頭のままハイライトである足摺スカイライン(今は無料の椿ラインという)へ突入してしまったのは
後から考えるとちょと残念ですが、その頃から時間に追われ出したので仕方なかったですね。


ま、岬はご覧の通りの絶景で、苦労も吹き飛ぶ感じでした。


その後宿毛市を回って四万十市(旧中村市)からR441を経由、R381で四万十川をさかのぼるコースを
行く予定だったのですが、時間的に全然無理そうになってきたのでパス!。来た道を窪川まで帰って、
そこから大正方面へちょっとだけ四万十川を散策する作戦に切り替えました。

四万十川流域はやっぱりいいですね、今度はこっちメインでもう一回来てみたい感じです。



そんな感じで2時には中土佐から高知道に乗りまして一目散におうちへGO!ですわ。

途中何回か止まったけど、けっこう頑張ったら6時半には家にたどりつきました。


今回は往復950km、21時間でした

いやぁ〜〜〜しんどかった。長かった。遠かった。



ケツ痛い、腰痛い。肩痛い。
何が良くてこんなことやるのか・・・

けどやめられん。


また行くどぉ〜〜!

疲れ切った自分の長い影。山陽道の岡山あたりでしょうか。
あと、もう少し、がんばるのじゃ。

逆光に浮かぶサーファーたち

はい、お約束のワンショット。ジョン万次郎は後ろ向き。

須崎の道の駅「かわうその里すさき」でまたもや子猫に
からまれた。「おい、おっさん、なんか置いていかんかにゃっ!
猫パンチにゃっ!」

明るくなるのを待って走りだしました。気持ちのいいワインディングロードの所々に絶景が現われます。

夜明け前の公園の駐車場で少し日の出待ち
すこしずつ空が明るくなってきました。

土佐ICから南へ下がったところにある全長19kmの横波黒潮ライン入り口に到着。

今回はいろんな場所で猫に遭遇(ま、かわいそうな捨て猫たちなんですけどね。)

夜の瀬戸大橋の夜景いいですよ。写真では迫力が伝わりません。

お約束の沈下橋の写真を撮る頃はもう身も心もヘトヘトです。

その後こんな感じの道で四万十川を楽しみます。

足摺半島を周回する道。木漏れ日がきれい。

ジャァ〜ン、こんなところへ出ます。息を飲みます。

こんなとこ(ヤブツバキというらしい)を抜けていくと・・・・・

56号線黒潮町あたりからこれから目指す足摺方面を望む。
心は、はやるが相当バテてます。はい。

途中の駐車場の猫たちと日の出を迎えます。

お日様はほんとにありがたい・・・