ひとりごと その87

家族とメシ

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うちのアホ看板犬、ビーグル犬のアホの「こうめ」にひとこと・・・


よしよし・・・とかって撫でると、撫でられている間はなんとかジッとしている
ものの、手を離したとたんにプルプルプルッ・・・ってやるの、感じ悪いぞ。
いかにも「いややわ、セットが乱れるやんか」言うてる風やぞ。
マナーやろ、マナー。正しい犬としての。


丸くなって寝てる時に「こうめぇ〜・・・」とか言いながら撫でる時もそう。
まず、「うぅ〜」って言うな。
離れた途端に「ふぅ〜っ・・・」とかって溜息つくのも、やめぇよ。
いかにも、嫌いな仕事がやっと終わったぁ・・・って言うてる感じやぞ。


そうやって「うぅ〜」言うた直後にお菓子の袋開ける音がしたからいうて大急ぎ
でしっぽ振って寄って来るの、やめぇよ。
おまえは食いもんだけのオンナか。


お客さんからオヤツもらう時だけ超あいそして、おやつが済んだらプイッと帰って
しもて、なんぼ呼んでも二度と出て行かん、その態度、やめぇよ。
ほんま、恥ずかしいんやで、ワシ。


昼寝中に寝言、言いながら走るかっこするんは超かわいいけど、寝たまま屁こくな。
あと、屁こいたあと、すました顔すんの、やめぇ。ちょっとぐらい恥ずかしがれ。
散歩中に溝蓋の穴に足を突っ込んで、こけそうになった時もすました顔すんな。
頭掻いて、「デヘヘ・・・」ぐらい言え。


ひとが飯食ってる時に真剣な顔つきで見つめるの、頼むからやめてくれ。

ティッシュ食うなアホ。
においばっかり嗅ぎまくるな、アホ。
ちょっとの留守番ぐらいで鳴くなアホ。



でも、おとーさん、おかーさんと散歩いくときは喜んで、ひっぱりまくるのに、
おばぁちゃんと行く時は絶対走らんし、絶対引っ張らんねんなぁ、えらいえらい。





こうめ・・・

ひとりごと その90

クルマヘンタイ 3

ひとりごと その89

イチローが9年連続200本安打を達成したというのに・・・
それとは全く関係なく・・・

なんか発作的にクルマについてのマニアックなことが書きたくなりました。


クルマがヘンタイ的に好きとか、道楽がドライブとか言ってるわりには実際の
経験が極端に少ないワタクシなのであります。

でも好奇心は旺盛で昔から車雑誌を読み始めたらものも言わずに何時間も眺めてる
ようなヤツでしてね。耳年増(耳年寄り?)っていうんですかね、情報だけ集めては
興奮するタイプなんですよね。(でも細かいデータはすぐ忘れる)

経済的な理由が一番大きいんですが、好きなクルマって結局そんなにバンバン買える
わけじゃないですよね、普通。





貧乏人のせがれだったクセにクルマ運には恵まれてて、当時初の「家」のクルマと
いうことで、18で免許とってすぐ初めて自分のクルマとして乗れたのが5年
落ちくらいの中古のサニーエクセレントクーペGLでしたね。
ブルーバードに積んでたL14というOHC4気筒、1400のエンジンをサニー
に載せたヤツです。ボディーもちょっと大きいからエクセレントはサニーのようで
サニーとは別のクルマみたいな感じだったんですけどね。
タイヤのサイズは155SR13でね、今から思えば剛性もへったくれもないような
あんな、か細いタイヤでわけも分からず六甲山走ってましたね。
走り屋とかいうんじゃなくて只、山道走るのが好きなだけの少年でした。
お金ないから完全ノーマルでしたしね。
ロールしまくり・・・タイヤ鳴きまくり・・・あぶねぇ〜


その次が以前にも書きましたが、ちっちゃい頃からあこがれ続けたマツダの
ファミリア プレストロータリークーペの中古車でした。
エンジンは確かによく回ったし速かったけど、なんか足回りがふわふわした感じ
やったなぁ。ぼくのだけかも知れないですけどね。
乗り心地がいいっていう人がよくいましたね。
アルミホイルに175/70-13のタイヤを履かせてブイブイ言わせてました。
あの頃は扁平といっても70まででしたからねぇ。
ロールも激しかったし山道攻めて楽しいクルマじゃなかったんでしょうがね、
それしか知らんもんの強みでルンルン走ってました。

その次が当時画期的だった3気筒FF1000CCのダイハツ シャレード。
パワーはなかったけど、ハンドリングの楽しいクルマでしたよ。
ラック&ピニオンは初めてでね、ダイレクト感に感動しましたね。

ラリーに憧れてた頃で、よくダートも走らせたなぁ。ノーマルで。アホや。
タイヤは155SR12でした。


その後結婚して自分のお金でクルマ買うようになると、ダットラ4WD、ホンダ
アクティーストリート4WD、ライトエースワゴン4WD・・・と20年以上も
ハンドリング云々とは縁のないクルマと暮らすことになりました。
ま、バイクに興味が移った分、それでも我慢できたんでしょう。

90年代、ビートが出て、胸キュンになり、カプチーノが出て、身もだえし、
AZ-1が出て発狂寸前になり、ロードスターが出て悟りの境地に達しましたね。
こういうクルマ達に触れずに過ごすのはまあ、ひとつの修行でしたよ。

それでも2000年になって、長男の通学がどう考えても自動車が経済的に有利
だったので、そのために息子用に買った中古のアルトワークスie 平成3年型。
660になってF6A型のOHCエンジンにターボが付いたヤツですね。
自分が欲しくて買ったようなもんですが、4年で10万Kmも走り、その後、
弟くんにも乗り継がれ、うちの家族の中ではアイドル的な存在になりました。
燃費も抜群で20km前後いくし、めちゃくちゃ速いし、ツインカムのRSZ
よりお得感がありました。

29万円也の値打ちは充分ありましたよ。
タイヤは155SR12ながらぼくぐらいのレベルだと山道走っても何の不満も
なかったです。キビキビよく走った。





DOHCだの、ターボだの、4WDだのにあこがれ続けたクルマ大好き少年。
14年乗ったディーゼル車のライトエース(四駆でターボ!)が車検受けら
れなくなって、ついに買うことになった憧れのDOHCエンジン搭載車。
しかもEFI!(今時あたりまえ)今までの自家用車の中で最高馬力の
110馬力!しかも最新型!

ミニミニバンとはいえ、昔とは大違いの走行性能を期待してのワクワク購入。
・・・という感じでトヨタのシエンタ買ったのが平成17年ですね。
自分のクルマとしては初めてのエアコン付、パワステ、パワーウィンドー付、
CD付、初めてのATがいきなりCVT・・・超豪華じゃん・・・。
まさに浦島太郎状態ですよ。

・・・で、1か月乗ってみた感想は・・・
いやね、確かにね、なんの不満もないですよ、いいクルマです。静かだし。
そこそこ走るし、便利だし、クーラーあるし、燃費もまあまあだし・・・

でも、いっこもオモンナイということに気付いてしまったんですよねぇ〜。
DOHCもEFIも憧れの185/60-15の扁平タイヤも別に「走り」に
振ってるわけじゃないと、やっと気付いたぼく。なんでも経験してみないと分
からんもんですよ。


どうせのんびり走るんやったらみんな反対したけど、やっぱりサンルーフ付け
とくんやったなぁと後悔してるんです。だって、今ホンダのエアウェイブとか
プジョー206のSWみたいなグラスルーフに憧れるんですよね。アホでしょ。

サンルーフって普通の人は全然興味ないみたいで納車の時、1回しか開けた
ことないとかよく聞きますが、ぼくはそういうとこがちょっと人と違う所や
から飽きずに喜べそうな気がするんですけどね、やっぱり飽きますかね。




・・・ということで、お金もないのに軽オープンスポーツのダイハツコペンに
たどり着いたわけでありますよ。
DOHC、インタクーラー付ターボ、EFI(今時あたりまえ)で660ccとは
いえ、動力性能はぼくらレベルだと文句なし。

足廻りもカッチリしてて、ハンドリングもキビキビ、ロールなんてほとんどせず、
スパッと向きが変わる
・・・・といっても他のスポーツモデル乗ったことないんですけどね。

タイヤが165/50-15!憧れの50扁平タイヤですよ。
昔だと、レース用しかなかったでしょ、50なんて。
味などよう分からんぼくらでも、そのタイヤの剛性の高さくらいは分かりました。
クネッ・・・て腰砕けする感覚が全然ないのがいいですね。

山道走っても、ぼくらレベルのへなちょこドライバーがちょっと頑張って走った
くらいではまったく、ほんとに全く、悲鳴あげませんもんね。
ま、逆に言うとあのタイヤに悲鳴あげさせるような速度域を公道で出しちゃうと
ヤバイということですけどね。


バックナンバー333にあこがれ、スーパージェッターの流星号にあこがれ、
マッハ号にあこがれ、実車では、ホンダのSにあこがれ、フェアレディーのSR型
にあこがれた我々の世代ですからね、オープンカーには特別の思い入れがある訳
ですよ。若い時代には国産はオープンが認可がおりないとかで、ゼロでしたから
よけいにね。

どうせあったとしても買えてたわけじゃないですけどね。


まあつまり、夢のかたまりみたいなクルマなわけですな。
そりゃ、何とかなるもんなら何とかしたいですよね。


燃費も平均15〜6km、最高20km近く、最低でも13〜4kmですから
文句なし。
攻めてよし、流してよしのキャラクターやしね。
クルマに屋根がないというだけでこんなに気持ちいいもんかと乗る度に
つくづく思いますよ。
恥ずかしいのは最初だけ、誰も気にしてない・・・って分かったら平気になります。
ま、逆に誰も振り返ってくれないのがちょっと淋しかったりもしますけど・・・
ぼくなんかだと振り返って見えなくなるまで目で追っちゃいますから。


でも結局FFだからダメみたいに言う人も多いですが、様々なしがらみで、
ヘタッピな上にその能力の8割ぐらいでしか走っちゃいけないぼくらに
したら、FFもFRもミッドシップもあんまり変わらんわけですな。



・・・・と乗ったこともないくせに負け惜しみを言ってます。


コペン最高!
コパンとちゃうよ、コパンは塩バター味がおいしいトースト風味のお菓子や!
っちゅうたら!何べんも言わすな!(ほんとよく言われる・・・コパン)









で、本音を言うとマツダのロードスターに乗ってみたいわけですな。
それも最新型。NC。マイチェン後のヤツ。
NA,NBも大好きなんですよ、でも程度のいいのを探す苦労があるしね。
なんといっても一度味わうと癖になる、あの電動オープントップの魅力は捨て難い。

マイナーチェンジ後はロールセンターを2cmほど下げたとかで・・・
さすがマツダさんわかってらっしゃるなぁー・・・って感じ。
たぶん、別モノになっとるよ。
吸気音を室内に響かせる演出とかもすばらしい。なにが求められてるかをよく知ってる。

たった300万じゃんっ!
安すっ!

元気なうちになんとかしたいもんです・・・
ま、当分夢の夢・・・ということにしときます。


その先にまだロータスエリーゼという夢があるわけで・・・
なかなか死ぬわけにいかんのです。


場外、予想外、問題外

ひとりごと その88

いやね、体重が増えたといってもね、ぼくの場合はけっこうガッチリ型やしね、
ほれ、脂肪やなしに、骨とかね、筋肉とかが重量とってるんやないか・・・と
思っとった訳ですよ、力仕事もけっこうあるしね。

そう信じて疑ってなかったぼく。
それが3年ほど前に流行りの体脂肪計付きの体重計を買ったらですね、な、なんと
体脂肪率26%!!LBM(除脂肪体重、要するに筋肉の量みたいな感じ・・・)
は32でこれは標準くらい。

なぁ〜んや、「ただのデブ」やん、ワシ・・・と気付いてからは長らくそれにのって
なかったんですよ、怖くて。


で、最近は血圧もいっこうに下がらんし、GPTだの、γ-GTPだの中性脂肪だの
に「H」マークが付き出しましてね、一念発起!
ようやく歩き始めたみーちゃんが・・・・春よ来い。

歩き始めたじんちゃんなんです。


続かんことは初めからやらんっ!・・・と気難しいおっさんなワタクシ。

続けるにはどーするかと色々考えた結果、朝のバタバタがおさまった8時台、15分
から20分を使わせてもらう。しかも、遠くへ行っちゃうとなんか急な用事の時に
帰るのが大変なので、家の周りに周回コースを設定してグルグル周る・・・という
作戦を立てましたね。
同じ人に何度も会いそうな時は適当にコース変えてね。



ようやく一か月が経ったので、そろそろ久々に体脂肪でも計ってみるか・・・と。
体重は変わってないのは感じで分かってましたけどね。

朝おそるおそる乗って見ました。

じゃぁ〜ん!体脂肪率30%!!

あかんやん・・・。



うちの体脂肪計には早見表が付録でついてましてね、
正方形を縦横3列に区切りまして(9個のエリア)、縦軸が体脂肪率、
横軸が例のLBMなんです。
ど真ん中のエリアが標準ですね。
体脂肪が低くてLBMも低い左下のエリアが「ひ弱ゾーン。」
体脂肪が低くてLBMが高い右下のエリアが「筋肉マンゾーン。」
体脂肪が高くてLBMが低い左上のエリアが「肥満ゾーン」などと名前が
ついておるわけですな。

で、男性と女性では目盛の数値が違っていて体脂肪率が同じ30%でも
女性だとまだ標準の範囲なんですが、男性の30%はと言えば・・・




欄外・・・・・(〃^∇^)o彡☆あは、あは、あはは・・・


LBMが標準で体脂肪多めの真ん中一番上のエリアは「中年太りゾーン」と
名付けられておるのですが、そのエリアの場外!乱闘(ホームラン?)ですな。

でもね、これが晩に計ると体脂肪率26%なんですよね、(いい訳しとる)
いい加減なんです、だからあんまし気にしてません・・・(もっと気にしろ)




ところで、うちのかみさんもワタクシに影響されたのか最近少しずつ
歩くようになったのですが、すこーしだけ期待して計った体脂肪計。

体脂肪率は高めのゾーン、でも、結構カラダ使って動く仕事ゆえなのか
LBMもいちばん高めのゾーンなんですね。つまり、右端の一番上のエリア。

そのエリアの名前・・・





「相撲とりゾーン」・・・・( ´艸`)キャハッ・・・


3分間笑わせていただきました。
家族って何?っていう質問の答えは人それぞれ、千差万別、種々雑多でしょう。
いろんな形の「家族」があるんでしょうね。


ぼくが以前からよく思うのは、まあ「家族」にはいろんな意味や役目がありますが
なんやかんや言っても結局「一緒にメシを食う」というのが大きいんじゃないかな
ということなんですよ。


ぼくは父と母、それに三つ違いの兄との4人家族で育ったのですが、ちっちゃい頃
からずーっと4人でメシ食ってると、そのことが当然のことで、永遠に続くもんや
と思ってたんでしょうね。

兄が23歳の頃結婚を決めまして、うちでみんなでメシを食うのは今日で最後と
いう日がありましてね、ぼくは母親から、そういう日やからあんたもちゃんと
帰って来て一緒に食べんとあかんよ・・・と念を押されていたのにもかかわらず
ツレと遊ぶのが一番楽しい時期でね、結局その日も帰らなかったんです。


予定通り兄は家を出て行き、その翌日からは3人で食卓を囲むのが定番になりまし
た。

ま、今度はそれが当たり前になり、ぼくは相変わらず家に帰ったり帰らなかったり
夕食を食べたり食べなかったりの気ままな生活を続けてました。
今から思うと今日メシ要る、要らんをはっきり言わなかったぼくは、なんちゅう
親不幸モンやったんでしょうね。
作る方の苦労、待つ方の苦労が分かる今だと本当とんでもないヤツですよ。


兄が結婚してから3年後に今度はぼく自身が結婚を決めてうちを出て行くことに
なり、その後たった1か月で父親が他界しました。
それで、永久にそのメンバーでメシを食う機会は失われたわけです。

あんなにありふれた生活がもう二度と帰ってこないと気付いた時は寂しいというよ
りなんか変な感じでしたね。




8年前いろいろ事情があって新しく店舗兼住宅を建てることになり、1階店舗、
2階住まい、3階をアパートのような造りにして、玄関もそれぞれにつくり、
ぼくの母親と家内の母親のふたりに住んでもらうようになりました。

店舗、ぼくたちの住まい、ふたりの母親のそれぞれの家の4つの部分を完全に
独立した造りにして、生活も今まで通り完全に独立してそれぞれができるように
考えたわけですね。
みんなが末長く飽きずにトラブルを少なく暮らすにはこのカタチが一番だと思った
んですよ。

最初は3食とも全く別にするつもりでいたんですけどね、やっぱりそこで思った
のが「家族って何?」なんですよね。
一緒にメシを食うこと以外に案外ないんですよね、「家族らしい」ことって。


妥協案として晩メシだけ一緒に食べることになったのですが、365日毎日だと
さすがに料理係のうちの家内がちょっと辛くなってきたので、最近は土日はばあ
さん抜きでやってます。

まあいつもボヤているようにそういう造りにしたおかげで身分不相応な借金が
できて、ぼくは身動きがとれなくなったわけですが、カタチとしてはこれが良か
ったなと今でも後悔はしてません。

みんなそこそこ距離を置いて安心と自由を手に入れ、そこそこノンビリ暮らして
るみたいです。


息子ら二人は案外早くうちを出て独立してしまい4人用につくったぼくらの
住居部分は犬一匹と夫婦ふたりだとけっこうぜいたくな空間になってます。

そうやってぼくら夫婦と息子ら二人の4人家族だった時代も気がつくと遠い
過去のモノになりつつあるんですね。

最後に4人で普通にメシ食ったの忘れてしもたな。

今はお盆や正月に息子の嫁さんや孫も来てくれて賑やかになるという新しい
パターンに慣れて、またそれはそれで永遠に続きそうな気がするのですけれどね。

ほんと、その時々の家族だけで食卓を囲む時間ってその最中に思っているより
案外短いもんやな・・・と思うのですよ。


大事にしなくちゃね。