もうすぐ始まっちゃうんですよね・・・・裁判員制度。
ワタクシ、ほんと恥ずかしながらゼンッゼン知らなかったのです。これが成立した状況。
去年ぐらいかな・・・気が付いたら平成21年までに始まりますってことになってしまって
るじゃあーーりませんか!いつの間にそんなん決まっとったん?

消費税導入や郵政民営化なんかの時はけっこう騒がしかったから気が付いたし、一応
自分の意見も持てたのですが、今回のはほんまに寝耳に水(寝耳にみみず・・・もちょと
怖い・・・)でした。ワタクシの勉強不足&世間知らずもそりゃ、認めますが・・・。

この制度に賛成の人、ほんまにごめんなさいね、はっきり言ってワタクシ困惑しております。
ま、迷惑してるっていうんかな。
いろいろ考えて、ちょこっと他人の意見も読んで見たりして、やっぱりおかしいと思うんですよね。
これ作った人、自分はいつも安全な場所にいて、時間も自由に使え、お金になんか全然、
不自由してない人たちなんやろなーて思います。

そりゃ、ワタクシだって、世間の人たちの8割から9割は善良で良識のある人やと思います
よ。でも、アブナイ人、ヤバイ人って、少なからずおるって思いません?
確率の問題やけど、ヤバイ人ばっかりが集まってしまうという状況も必ずあるわけで・・・。
そんな人たちと一緒に他人の運命を左右するような決定を相談しながらするなんて、ちょっと
想像するだけで、ストレス酷そう・・・。
あ、自分だってそのヤバイ人のひとりか?

で、もし、自分が裁かれる立場になった場合もこの「メンバー」っちゅうのは絶対気になりますもんね。まともな人にやってもらいたいって誰だって思うでしょ。
(若しくは自分に有利な判断をくだしそうな人にね。)

逆恨みってのもありそうですよね。調べる方はどんな手段をとってでもきそうですもんね。
そういう組織の人が対象やった場合は十分ありうるやろし、これ、後々まで、相当、恐怖を
引きずるぞ。

うちみたいな個人経営の事業所はひとり抜けると仕事が事実上停滞するという事態に陥る
わけですね。早いハナシが金に困るっちゅうことですが、でも今のところ、この程度の理由だと、拒否しにくい感じですね。でも、実際困るわけやし、行きたくない、やりたくない、っていうネガティブな人間がやる仕事でもないように思いますし。
いい話し合いができる雰囲気じゃないですもんね。

「やりたくない」という理由だけで拒否できるようにするべきやと思っています。
はっきり言って人を「裁く」自信なんかないし、興味もない。責任とれそうにないし、そんなことで一生心に傷を持ちたくもない。頼むからパスさせて・・・っていうんが今の正直な気持ちです。ワガママでしょうか?

こんな風にウダウダ言わずにみんな、潔く呼び出しに応じるんですかね?
もし、そうやったらみんな、メチャメチャりっぱやわ。

これ実際動き出したら、えらい事になる気がするなぁ。けっこう未だに知らん人多いもんね。
宝くじは当たらんのに、こんなんに限って当たるんよね、たぶん・・・。

ま、とにかく、たいていの人が「行きたくない」と答えてると感じるこの問題、もう一回見直す
のが正解やと思うなぁ。

「キャラコン」というコトバがあるのかどうか知りませんが、今思いつきました。
キャラメルコーンの略とちゃうんよ。キャラのコンプレックスの意味のつもりです。

ある人の性格、風貌、クセ、動作など、全体のイメージのことを最近は「キャラ」と言いいますね。    日本語で個性とか、特質というよりも、少し軽い感じですかね。

ワタクシ、以前から、このキャラにどうもコンプレックスがあるようなのですね。
ちっちゃい頃から、小学校低学年くらいまでは、おとなしくて、一人遊びをこつこつする
ような子だったのですが、小学校高学年、中学、高校とだんだんと積極的になって、どちらかと言えば活発な部類に入るような子になっていき、19、はたちの頃が一番はじけてましたね。「人間、大好き」言うてましたもん、その頃。

それから歳を重ねるにつれ、ありゃ?活発キャラは勘違いやったんやなと気付くようになりました。  どーもひとりでいる時間や、夫婦だけ、家族だけの静かな時間が居心地が良いことに気付いてしまったのですね。
そう、実は暗ーーいキャラやったんですよねぇ。子供の頃の自分が本物やったということなんです。
暗いキャラって「ネクラ」とか言われてマイナーなイメージですが、ワタクシ、開き直りかも知れませんが、そうは思ってないのです。変に明るすぎて、軽薄よりはぜんぜんマシなんとちゃうん?と。
ネクラ上等じゃねーか!文句あっか?みたいな。そこいらの浮いた人間よりよっぽど物事、真剣に考えとるわい!みたいな・・・完全に開き直ってますが・・・。

あと、「いじめられキャラ」ですね。
小学校1年の時の遠足で、みんなリュックサックなんですが、うちは母親の合理主義で(単なるケチ?)どうせ、高学年になったら、肩からかけるヤツになるんやから・・・とか言われて幼稚園児がするような肩からななめにかけるカバンのちょっとデッカイのを持ってたわけです。  男子、女子2列に並んで歩いてた時にワタクシ、なんかの拍子にけつまずいたんですね。そしたらとなりで歩いてたユキちゃん(フルネームはっきり覚えてる・・・暗いヤツは執念深いぞ、気を付けろ・・・。)が一言、「そんなカバン持っとうからつまずくねん!」・・・・ただでさえ、みんなと違うモノを持ってることに少しビクビクしてるところにダメ押しですもんねぇ。ワタクシ深く傷つきましたです。

隣の席に座ってたヤヨイちゃんって子にも連絡帳にひどい落書きされたなぁ。なんかどんくさくて、イライラしたんでしょうね。
今はヨメに日々、いじめられまくってヨロコンデおりますが・・・。ん?なんでやねん?

それから「道聞かれキャラ」。昔から絶対他の人より道聞かれる確率、高い自信あります。群集の中から選ばれるってことは、たぶん、人のよさそうな風貌なんやろね。
そこは自信持とうっと。
けど、「声かけやすいイコール、カツアゲに会いやすい」の法則があるらしく、学生時代はよく、やられたなぁ。トホホな日々でした。
今も作業服の営業マンたちに新商品を押し込まれ続けてるのは、その後遺症やな。

「恥ずかしがりキャラ」ともあちこちで公言しとるのですが、実はこれ、そんな生易しいもんではなくてですね、まぁ、ほとんど「対人恐怖」に近いもんがあるんですよね。
人の目見てしゃべれんから、お客さんの顔がなかなか覚えられんで、トンチンカンなこと質問して、落ち込みます。しょっちゅう来てくれてる人の名前や前回来店時のエピソードなど、分かってないんで、相方にしょっちゅう怒られてます。
でも、あかん、目なんか見れん!0.1秒ぐらいが限界や。
で、目が泳ぐから挙動不審なんよね。わかっちゃいるけど・・・ってやつです。

雑踏などで、正面から人が来てどちらかに避けなければならない時、必ず相手と同じ側へ避けて、一瞬その動作を繰り返してしまう・・・というのもありまして、ちっちゃい時、運動会かなんかで、来客の大人の人とこれをやって、泣いてしまった記憶が今もあります。変に相手の動きを読もうとするのがあかんのかなぁ?

そんなヤツが何の因果か、毎日、接客業をやっておるわけです。
はっきり言って疲れます。でも、仕事は仕事。やらねば、食っていけん。
これを読んで、ワタクシの弱点を知ってしまったあなた、どーぞ店長をおちょくりにきてください。・・・・ほんまに泣いてまいますから・・・・
そや、泣きみそキャラも直っとらん・・・

ひとりごと その26

キャラ

毎日、他人のズボンを脱がせては、適当なサイズのモノを見つけて穿かせてみる
・・・ということを繰り返しておりますと、当たり前のことですが、お客さんを一目見た
だけで、だいたいサイズを当てられるようになってきますよね。
色、形、素材、値段など色んな条件を組み合わせて最適な一本を選ぶわけですね。

お客さんに納得してもらって買って頂くには本人のサイズ申告によって合わせてい
くのがやっぱり手っ取り早いんですが・・・・案外ご存じないんですよね、自分の
ウェストのサイズ。
「だいたい、なんぼぐらい?」って聞くと「いや、知らんねん、測ってみて」
とよく言われます。
・・・で、見た感じと、適当に測った感じで合いそうなズボンを探しにかかるわけです。
自分が思ってるサイズとのギャップが大きいモノを薦めたとき、その現実を直視しよう
としない人、けっこうおられます・・・。
お客さん・・・「82くらいやろ」
ワタクシ・・・・「88か91くらいでいきましょか」
心の声・・・「おっちゃん、どう考えても82は無理!91かひょっとして95やで・・・」
お客さん・・・「そーんなごっついことあるかいな・・・今穿いとるのんかて、82やで」
見ると今穿いてるズボン、ホックちぎれかけてるし、チャック上まであがりきってへんし

ワタクシ・・・「ま、ま、ま、とりあえず穿いてみてよ」
95を片手に持ちつつ、91を試着させるワタクシ・・・
・・・・・男の方でもけっこうおられます・・・・小さめのサイズを譲られない方・・・。
・・・で、その大きいサイズのがぴったり合ってしまったりした時の定番のセリフは・・
「メーカーによって、サイズちゃうなぁ・・・・」   あくまで譲りません・・・。
心の声・・・「それでも10cmも違わんで、おっちゃん・・・」

婦人モノの事務服なんかを取り寄せする時も、よくあるハナシ・・・
「おたくのとこのんサイズ小さめなんちゃう?たいてい11号で入るんやけど・・」
こう言われて発注やり直しはよーーーくあるんで慣れっこになってしまいました。

そんなことがよくあるんで、一度色んなメーカーのサイズを実寸で調べてみた
ことがあるのですが、それで判ったことは、かの有名な大手カジュアル衣料チェーン
ユニ○ロとか、大手通販、をはじめ、だいたいが表示サイズよりも実寸はワンサイズ
大きめですね。(特に婦人モノにその傾向顕著なり)

女心、一部の男心を良く心得てサイズ表示をしているわけですね。
それに比べると、ワーク系のは、わりときっちりサイズ守って作ってますね。
そこに誤解が生じるのでありました。
もちろん、股上の長さの違いで、ウェストのとまる位置が違うわけで、どれもビミョー
に違うのは当然なんですが。

因みにローライズのパンツなんかは腰の位置が下がるので、例えば、73cmの
ウェストの人の低めの腰の位置のサイズ(75とか76とかに)に補正してあるらしいです。

作業服屋のおっちゃんのウェスト当てる技は相当のレベルですよ。
なめちゃぁいけません、そこのあなた、一目でウェストのサイズ当てまっせ!

ひとりごと5ページ目

またまた、自分には圏外のハナシなのですが・・・「教養」。  これ大事やと思うんですよね。

学校へ行ってる頃、誰でも一度は考えたことがあると思いますが、数学で訳のわからん
公式を覚えたり、歴史ではるか遠い昔の人物のことを考えさせられたり、こんなことにいったい何の意味があるん?って。

実際、その学問に関係あるような仕事に就かん限り何の役にもたちませんもんね。

旅の最中は辛いことのほうが多いのに、帰ってきたら楽しい思い出ばかりになっているように、いなくなってみて初めてその人の大切さがわかるように、子育てしてる時には子育ての面白さが分からんように、その最中に自分がいる間は気付かないものなんですよね。

バイクに乗り始めた頃にトライアルという競技に興味を持ちました。
このスポーツはバイクで崖をよじ登ったり岩を乗り越えたりするんで、基本中の基本のひとつが前輪を持ち上げて走る「ウィリー」なんですが初めはこれが結構難しい。
こんなモノ、公道をバイクで走るときには何の役にも立ちませんしね。
でも、頑張ってこれをマスターすると楽しいんですね、これが。もっと長くやってやろうとかもっと、上手にやってやろうとか思うわけです。

ギターで最初にFのコードの音がきれいに出た時にも似てるかもしれません。

興味の無い人は言うでしょう、「そんなんできて、何の意味があるん?」って。
でも楽しい・・・・。
そう、「楽しい」ってところに意味があるんです。

できないよりできる方が「楽しい」知らないより知ってるほうが「楽しい」・・・これやと思います。

道端に咲いてる花の名前を言えたら「楽しい」
鳥の名前や虫の名前が言えたら「楽しい」
星空を眺めて星座の名前が言えたら「楽しい」
歴史を知ると、旅先などで目に入るモノに意味が生まれて「楽しい」
物事の仕組みや成り立ちを知ると起こっていることの意味がわかって「楽しい」

つまり、なんでも自分の目の前に起こることや、見えるもの、聞こえるもの、感じるもの
が楽しめるわけですね。

でも、学校で教科書で勉強してる時とか、若くてアホな時は気が付かんのですよね、これに。
そうか、自分の生活を無味乾燥なものから味わい深くおもしろーいものにするためやったんか・・・と理解できるようになりました。
遅いっちゅうねん!・・・と言うセルフつっこみが聞こえてきそうですが、いやいや、まだまだ大丈夫。好奇心だけはけっこう旺盛やし、いろんな事に興味持つぞ。

ワタクシの場合、今までなんでも楽しめるレベルまで上達すると「ま、ええか、このくらいで」ってなってしまって、そこから先に進めんのが欠点なのですが・・・。

因みに上に挙げた「楽しい」の例にはどれにも自分はあてはまらんのですが、なんとなく
その楽しさだけは想像できるんです。道行くクルマの名前言えるだけでもけっこう楽しい
ですもん。
イチロー選手の背面キャッチ、あれも、絶対楽しいんやろなぁ・・・

ひとりごと その29

教養を語ったりして

ひとりごと その28

サイズのからくり

自分は全くの「圏外」なくせして、「粋」とか、「おしゃれ」とかに心、魅かれます。

関西の人はあんまり使いませんよね、「粋」ってコトバ。「枠」とちゃいますよ。
「いき」ね。よく関西弁ではこれをどう言い表わせばええんやろ?と思ってしまいます。
だから、いつもは「なんかちょっとええ感じ」と表現するんですが、これもちょっと違い
ますもんね。 京言葉なんかに適当なんがあるかもしれんけど、思いつかんのです。

・・・で、どういう場面で「粋」を感じるか・・・。
以前にも書きましたが、ワタクシ、クルマが大好きなもので、一番のシーンはこれ。

旧いオープンカーに白髪の老紳士と奥様が乗って、笑顔で会話してるシーン。
ついこの間、実際に目にしたのですが、いい人生を歩んで歩んでこられたんやろなぁ
と感じました。 
服装はだらしなくない感じのカジュアル。でも、どこか少しオシャレしてる。
その時はホンダのCR-Xデルソルという、ちょっと珍しい、けど全然高価じゃないちょっとだけ旧い国産車だったのですが、対向してきて、すれ違う一瞬なのに、
ほんまにいい気持ちにさせてもらいました。「粋やぁーー!」

でも、上のシーン、最新の高級外車だとワタクシ的には「粋」ではないんですね。
「キザ」との境界線はビミョーです。

みなさんもたまに建設現場などで、目にされると思いますが、鳶のオニーチャン。
例のダブダブのズボンが定番のスタイルですよね。このスタイル、はじめの頃は
よく分からなかったのですが、仕事上、長い間毎日のように接していると、だんだん
理解できるようになるんですよね、「粋」が・・・。
ボロボロになるまで、着込んでいるけど、きちんと洗濯されてる。穴があいてても
きちんとつぎあてされてる。一見怖そうに見えるけど、物腰すごく柔らかで、気のええ
オニーチャン。ベテランになるほど、着こなしもサマになってくるんですよね、これが
ほんと、かっこよく見えてくるんですよね。
「粋やぁーー!」

でも、コンビニ前や、その他公共の場所での傍若無人な振る舞いは目立つだけに
絶対NGね。

あと、スーパーのレジや、各種チケット売り場、銀行の窓口とかで、ほんの小さな
トラブルなんかが発生した時にとっさにジョークでその場を和ませる・・・そういうの
「粋やぁーー!」

これ、おっちゃん、おばちゃんがやるのも勿論かっこええのですが、若い子がさらり
とやってくれると、マジ感動しますね。よく、場の空気を読んで、やらんとね。
一転「野暮」になっちゃいますもんね。

電車で席を譲り、譲られる時の「粋」。クルマの時、歩いてる時、どちらの場合も道を譲り、譲られる時の「粋」。酒場での「粋」。男女間の「粋」・・・・・・・いろんなシーンの「粋」が
ありそうやのに、粋なたとえ話が浮かばんわい・・・。やっぱり今のところ、はるか「圏外」の人間にはちょっと無理があったか・・・。

ま、なんですわ、ワタクシも、もうちょっと歳がいって、頭も真っ白になった頃には
ちょっとええ感じの、小ぎれいで、おしゃれで、しかもオモロイじじいになりたいもんやな
・・・と、そう思うわけですわ。

ひとりごと その27

「粋」にあこがれます

ひとりごと その26

裁判員制度って